中国
稀少文献
乾隆帝軍機処隋手登記
 本書は乾隆帝の代に記録された公文書簡集である。この公文書は乾隆帝の朝代から、宣統帝の朝代までであり、清代の軍事署が日常業務として公文書の作成をしている課程中の記録手帳である。これは一日毎の日記を記録し、半年分を一冊にまとめた、春夏公文書と秋冬公文書と名付けられた。群臣百官の上奏文と皇帝の文書に目を通して指示を与える朱筆、または処理した結果である。もう一つは朝廷の交付した皇帝の思し召しの要点である。本書はそれに基づき、簡単で明確に、また系統的に乾隆帝の朝代の上奏文と勅旨の運行する状況を反映した。
 この本は乾隆帝の朝代の歴史を網羅的に研究するための必須な資料であり、または詳しくて確かな編年史の大綱でもあり、高い歴史資料の価値を持っている。
 軍事署のあらゆる事項を記録した公文書簡集≠ヘ中国第一の歴史公文書館に秘蔵され、過去数百年もの間、誰のも知られず眠っていた。多くの学者にこの珍しい史料を出来る限り早くご覧にならせるため、中国第一級の歴史公文書館が詳細に整理し、初めて写真製版で印刷し出版した。本書は全部で46冊からなっている。